works024

コントラストの家

この住宅はいくつかの光をコントロールし日常生活を楽しんでもらうことを設計の肝としました。塔屋のハイサイドから1Fホールまで間接光のようの落ちてくる光、西側の窓に取りつけられた木製ルーバーからフィルタリングされて室内に取り込まれる光。不規則なグラデーションを携えて壁や天井を照射する防水層からの反射光など・・・・。これらは全て普遍的で単純かつ素朴な仕掛けにすぎません。しかし、これらの調光機能が導く光と影のコントラストは時節や時間帯により様々な表情を創り出してくれるはずです。そしてこのことが空間に多様性をもたらし、決して色褪せることのない唯一無二の存在として住宅の変遷と歴史を刻んでいくのではないかと考えています。